とりさんとチェコのピアノ

Ptáček a České Klavír

診断ツールを使って自分を客観的に見る

占いや性格・職業診断といった類が実は好きです。

無料であるという条件で、こんなものを見つけました。関係者でもなんでもありませんので、他の具体的なサービス等については触れません。

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自分を客観視するのに役立つ無料の診断ツール2つ 

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1. 10年後のキャリアビジョン - 日本マンパワー

株式会社日本マンパワーという人材開発会社の「10年後のキャリアビジョン」という診断ツール。

   10年後のキャリアビジョン:個人のお客様|人材開発の総合機関 日本マンパワー

・望むライフスタイルを選択 → 絞られた項目から3つ選択

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・仕事に求める条件を選択 → 絞られた項目から3つ選択

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自分のライフスタイルと仕事の価値観がはっきりしたところで、キャリアビジョンをまとめます。この価値観と、自分の年齢を意識して入力とのこと。

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10年後(39歳)のビジョンを入力 → 現在の状態(29歳)を入力 → 現在と10年後のあいだとなる5年後(34歳)のビジョンを入力

キャリアビジョンを考える場合の最大のポイントは、「魅力」です。自分自身がうきうきするような魅力が目標に盛り込まれていれば、楽しく充実した未来への動機づけになります。どのような職業生活を送り、どのような生活状態になったときに、自分の欲求・価値観が満たされるのか、◯年後を想定して、理想的な状態(ビジョン)を設定します。

 ・結果「あなたのキャリアビジョン」が表示されました。

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太字が入力した項目です。10年後の職業はちょっと適当ですが、テーマに関しては改めて文章で見ると自分の願望に対して素直な気持ちになれました。

10年後の自分について、思い切り夢を描く事は出来たでしょうか。勿論「なりたい自分」は、あなた自身の変化や環境の変化によって、どんどん変わっていくものです。ここでは、今、現在のあなた自身の思い描く「10年後」を、設定してみることです。

「どのように生きたいのか。何をしたいのか」をときおり見ることで明確にし、自分自身のキャリアビジョンを実現するきっかけにしてください、と書かれていました。このプロセスや目的が 今の自分に響く診断でした。

 

ちなみに「あなたの勝ちパターン」という診断もありました。

   あなたの勝ちパターン:個人のお客様|人材開発の総合機関 日本マンパワー

   ・3つの成功体験(なんらかの行いの結果、自分なりに大きな満足感を得たり、成し遂げたりと思われる事柄)を入力。今までの人生経験のなかでとの指定でしたが、この1年で起こった事柄を選びました。

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   ・それぞれに当てはまる性質を選択(20項目程) → 自動で絞られた項目から1つ選択

あなたの3つの成功体験において、ともに発揮した同じ能力や自分の長所になります。あなたの過去の成功体験に発揮した共通の能力や長所は、今後、あなたが何らかの問題を抱えて、乗り越えていく過程において、きっと活用していく事が考えられます。

自分にとって大きな武器となり、もっとも大切な項目として選んだ1つ

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   ・結果

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どちらの診断においても、聞かれてみてはじめて「現在の自分には成功体験があるか」と振り返り、「自分は5年後、10年後にどうありたいと考えているのか」を具体的に考えることができました。

 

2. グッドポイント診断 - リクナビNEXT

大手転職サイト「リクナビNEXT」の「グッドポイント診断」もなかなか気に入っています。診断するにはリクナビNEXTの会員登録をする必要があります。

グッドポイント診断 | 転職なら【リクナビNEXT】

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親密性/冷静沈着/受容力/決断力/悠然/柔軟性/現実思考/自己信頼/バランス/社交性/高揚性/自立/慎重性/俊敏性/継続性/挑戦心/感受性/独創性

の18種類から5つの強みを見つけます。

個人的には、転職サイトにとりあえず登録だけしておく、のは転職を考えていなくても有益だと思っています。ときどき気になった求人をチェックしています。

診断結果です。

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2016年4月と2017年4月の2回、行いました。

2016年4月時点(在職中)では「1独創性 2冷静沈着 3親密性 4悠然 5感受性」だったのに対し、2017年4月時点(留学中)では「1冷静沈着 2悠然 3感受性 4独創性 5親密性」という結果になりました。1年経過して、選ばれた5項目は同じだったものの順序が変化していました。

 

私が自己分析のようなことをはじめたのは、人間関係や自分の性格に悩み始めた中学2年生ころからですが、意識的に行ったのは、高校1年生の保健体育の課題でした。自分の浮き沈みグラフをA4用紙10枚くらいのレポートに書いた記憶があります。保健体育の課題にそこまで力を入れて取り組む人はほとんどいませんでした。しかし、私はこれを行ったことで、中学時代の揺れ動いた心を整理することができました。その後、高校3年生で国立大学のAO入試(アドミッションズ・オフィス入試)を受けた時も、このときのレポートを元にさらにブラッシュアップした自己分析を行うことができました(試験には落ちてしまいましたが)。当時、活用した書籍を見つけました。

「自分を活かす志望理由書・面接ー推薦・AO入試対応、大学入試小論文シリーズ(東進ブックス/河本敏浩著・樋口裕一監修)」懐かしい。浪人生のときもこの本をかなり使い込んで、地元の図書館の本棚の配列やラインナップを覚えてしまうくらい建築・デザイン関連の専門書を読みました。自分なりにとても勉強したときだったなーと今でも思います。高校は私立の進学校だったので、ベネッセなどの職業診断を何度か受けさせられました。

診断結果は答えじゃなくて、ふーんそうか、と視覚的に認識する機会と思えばよいのです。学生でも無職でも転職を考えていなくても、何かしら発見があります。

ちょっと悩んでいるのなら、どうでしょう?

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