ペルセウス座流星群とプラハ天文台 Meteorický roj Perseid a Štefánikova Hvězdárna
8月12、13日は「ペルセウス座流星群 meteorický roj Perseid」極大の時期でした。
良さそうな観測イベントが見つからず、家の庭から見えたらな〜と期待しましたが、あいにくの曇り空で薄明るく、見ることは叶いませんでした。前日のプラハは大雨で、大変な天気だったのです。残念!
さて、そんな日に天文台 Štefánikova Hvězdárna へ行ってきました。https://www.observatory.cz (ホームページはチェコ語・英語・ドイツ語・スペイン語)8月の開館時間は、11〜19時と21時〜23時。
場所は、市民の憩いの場、多くのカップル・家族でにぎわうペトシーン公園 Petřínské sady。プラハ街中にあり、思い立ったらすぐに行けます。
ここからケーブルカーに乗ります。
トラム Újezt 駅からすこし登っていくと、ケーブルカー乗り場のÚjezt 駅があります。以前は運休期間だったこともあり、知り合いと歩いて登りましたが、今回は3つの理由(お腹が痛くて歩くのは無理だ、天文台の閉館時間19:00が迫っている、ケーブルカーに乗ってみたい)から、ケーブルカーに乗りました。
メトロ・トラムと同じ切符で乗れます。ですので、もちろん私は定期を利用。運行は15分間隔なので、長蛇の列に並んで気長に待ちます。
プラハの街並みを眺望でき、頂上の Petřín 駅につくとバラ園が迎えてくれます。
わくわくするショート・トリップ!
天文台 Štefánikova Hvězdárna の外観。
とりあえず入口で「学生1枚」と言うと「50Kč(チェココルナ)ね」と言われ従ったのですが、後から調べたら50Kč は15歳までの料金でした(笑)。2つのドームとパネル展示などを見ました。ドームでは、夜の開館時間に行くと、それぞれ設置された大きな望遠鏡で月や惑星を見せてもらえるようです。夜のひとり歩きは怖いので、誰か仲間を見つけて行きたいと思っています。
望遠鏡1 晴れた日は太陽を見せてもらえるそうです。この日は曇っていたので、同じ公園内にある展望台 Petřínská rozhledna の上に登っている人々を見ました。見られているなんて知らないだろうな…。望遠鏡のまわりをぐるりと見てまわっている途中にけつまずいたのが、望遠鏡のフタだったので、これをかぶせると見えなくなるの?と年配の男性と若い女性2人のスタッフに素人の質問をすると、男性スタッフが実際にかぶせて私に望遠鏡をのぞくように言い、どの程度まで隠すと見えなくなるか、を説明してくれました。
望遠鏡2 夜の開館時間に月などを見せてもらえるそうです。イタリアの5人家族が熱心に見学していました。
外に設置されている日時計(一部分)。どう見たら良いのかまったくわかりません…。
19世紀末の、恒星時の振り子時計 Kyvadlové hodinky pro hvězdný čas(一部分)地球の自転は23時間56分04秒。
余談ですが、私の故郷つくば市の実家の近くには「つくばエキスポセンター」という科学施設 http://www.expocenter.or.jp があり、プラネタリウムとロケット模型があります。小学生のころに行ったきりなので、帰国したときに行ってみようかな。